求人の数は東京が全国一で他を圧倒してしています。業種をとっても職種をとっても多種多様に渡り有効求人倍率も高くなっています。また地方から上京して東京の大学に通学している大学生も就職を機会に地元へ戻るよりも東京に残り東京で就職するケースが大多数です。

東京で就職した学生は東京で家庭を持ち家を建てることもあり、地方の過疎化が一層深刻になっています。しかしＵターン就職は2014年になって再び増加傾向にあるのです。地方としては嬉しい傾向。理由としては地元に愛着がある、家族と一緒に暮らしたい、地元に貢献したいなどとなっており、生活環境が良いと言う理由の躍進が目立ちます。

依然、東京に本社を置く企業に応募する学生が多いことに変わりはなく、いくつもの会社へエントリーシートを出して試験に臨むことは減らない。東京の企業で働くと言うことは世界の企業活動の最先端の一つに身を置くと言うことであり、あらゆる情報の飛び交う街で仕事を通して人間的にも成長して成功をおさめ地元で少し胸を張って見たいと言う気持ちがあるのかも知れません。東京で働いて高収入を得て、東京の便利な生活をたっぷり享受し、地元で垢ぬけたと言われるのはとても結構なことですが、それにしては地方の人々は東京で生まれ幼少期を過ごしたわけではないため批判も目に付きます。人間関係が希薄で冷たい、人が多く空気が汚染されている、場所によって治安が悪いなどです。東京で求人活動を行ない会社でそれなりの成功を収めている人たちは自分の故郷ではないにせよもう少し暖かい目で東京を見て欲しいと思います。